先日こんな質問をされた。
「あなたの夢は何ですか?」
正直答えに困った。
別に夢がないわけではない。でも言葉が出てこなかった。自分にはできないようなことを語るのは気が引ける…と。
結局は無難なことしか答えられなかった。
でも思い返してみれば、小学生の頃はどうだっただろう。少なくとも「自分にできるだろうか」みたいなことなんて考えずに好き勝手言ってたはずだ。
その頃の夢は「プログラマーになって稼ぐ」だった。
そして今、その夢は現実のものになっている。ITエンジニアとしてやりたい仕事をさせてもらっていて、満足な給料を貰っている。どちらかというと、この先どうあるべきかを考えるフェーズに入った段階だ。
エンジニアとしてもっと技術を極めたプロフェッショナルを目指すか、マネジメントスキルも身に着けて上流もこなせるようになっていくか。色々道はあると思うが、いまいちピンとこない。将来のビジョンが自分の中に無いからだ。
夢はあるけどビジョンがない。自分の可能性に自分で枷をかけて、自分の夢を自分で否定しているからだ。でも、かつての自分には「プログラマーになる」という明確なビジョンがあった。
今の自分と子供の頃の自分で何が違うか?
夢を声に出して語っているのだ。
自分の夢を声に出して語ることで自分に言い聞かせ、明確にビジョンに焼き付け、周囲の協力も得られる環境を作り上げ、実際に実現している。今回も同じことをすればいいだけだ。
これから、今の自分の夢を語ろうと思う。